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シバタスペースが大切にしている家づくりの考え方

2025.12.07

「シバタスペースさんって、家を素敵に設計するデザイン住宅会社ですよね?」

そう言っていただくことがあります。
それは、私たちにとってとても嬉しい言葉です。
時間をかけて考え、丁寧につくった住まいを、“デザイン”という言葉で評価していただけることは、何よりの励みになります。

ですが、ここで一つ、はっきりお伝えしたいことがあります。

私たちは、デザイン事務所ではありません。

家の工事を行う会社が、デザインも得意としている

それがシバタスペースです

シバタスペースは、「デザインだけをする会社」ではなく、実際に家をつくる工事を行う会社です。

現場を知り、構造を知り、素材を知り、職人の手の動きや、施工の難しさを知ったうえで、その中で美しく、無理のないデザインを考えています。

だからこそ、

  • 図面上ではかっこいいけれど、施工が難しいもの

  • 見た目は良いけれど、暮らしにくくなるもの

  • 将来のメンテナンスに無理が出るもの

そういった提案は、私たちはしません。

「つくれるデザイン」しか描かない。
それが、工事会社である私たちのスタンスです。

無理な工事はしません

できないことは「できない」とお伝えします

家づくりの打ち合わせの中で、お客様からさまざまなご要望をいただきます。

もちろん、「どうすれば叶えられるか」を真剣に考えます。

ですが、もしもそのご要望が、

  • 構造的にリスクが高い

  • 施工精度を保てない

  • 将来の安全性や快適性を損なう

と判断した場合、
私たちは理由をきちんと説明したうえで「できません」とお伝えします。

それは、お客様の夢を否定したいからではありません。
むしろその逆で、「この家で、長く安心して暮らしてほしい」という想いがあるからです。

「できない」と言えることが、私たちのプライド

何でも「できます」と言うのは、簡単です。
ですが、工事を請け負う立場として、無責任な「できます」は決して言えません。

  • つくったあとに後悔しないか

  • 10年、20年先も安心か

  • 本当にその家族に合っているか

そこまで考えたうえで、できないことを、できないと言えること。

それが、シバタスペースのプライドです。

デザインとは「見た目」ではなく「姿勢」

私たちが考えるデザインとは、奇抜な形や流行を追うことではありません。

  • 無理のない構造

  • 納得できる素材

  • 丁寧な施工

  • 暮らしやすい動線

それらがすべて整ったとき、結果として「美しい家」になる。

だからこそ、シバタスペースの家は派手ではないかもしれません。
けれど、住むほどに「しっくりくる」、そんな家になると信じています。

まとめ|つくる責任を、何より大切に

「デザインが素敵」と言っていただけることは、本当に光栄です。
ですが私たちは、
“デザイン会社”と呼ばれることよりも、
“安心して任せられる工事会社”であること
を大切にしています。

つくれること。
つくれないこと。
その境界を誠実に見極めながら、一棟一棟、真剣に向き合う。

それが、シバタスペースの家づくりです。