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快適に暮らせるために。シバタスペースが追求する、妥協なき住宅性能。

2025.03.24

住宅は、ただの「箱」ではありません。家族が集い、日々の時間を紡ぎ、未来を育んでいく大切な「暮らしの器」です。だからこそ、見た目の美しさや間取りの工夫以上に、“見えない性能”こそが本当に大切な価値になります。
シバタスペースは、長く安心して快適に暮らせる住まいを実現するために、全棟でZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)相当の高性能住宅を標準仕様としています。ここでは、そんなシバタスペースのこだわりの住宅性能についてご紹介します。

1. 全棟標準採用の「全樹脂サッシ」
サッシの素材が家の快適性を大きく左右することをご存知でしょうか? 一般的に多くの住宅で採用されているアルミサッシは、熱を通しやすく、冬場には室内の熱が逃げてしまう原因に。

そこでシバタスペースが採用するのは「全樹脂サッシ(Low-E複層ガラス・アルゴンガス入り)」。樹脂はアルミの約1,000分の1の熱伝導率を持ち、断熱性能に優れています。

たとえば、外気温0℃・室内温度24℃の状況下では、アルミサッシの室内側は約9℃まで下がるのに対し、全樹脂サッシでは21℃を保つことが可能です。これにより、結露の防止や冷暖房効率の向上につながり、結果として光熱費の削減にもつながります。

2. 隙間をつくらない「発泡ウレタン断熱」
家の断熱性能を大きく左右するのが“断熱材”の施工方法。シバタスペースでは、現場での吹き付けによって施工する「発泡ウレタン断熱」を標準仕様としています。

この断熱材は100倍に発泡し、木材にしっかりと自己接着。柱や梁の隙間までしっかりと密着するため、長年経っても隙間が生まれにくく、安定した断熱性能を保ちます。

結果として、C値(気密性能を示す指標)は0.5~1.0[cm²/m²]という高水準を実現。室内の温度ムラが少なく、1年を通して快適な室内環境を保ちます。

3. 万が一に備える「耐震等級3」が標準
日本は地震大国。いつ起こるかわからない大地震に備え、住宅の耐震性は欠かせません。シバタスペースでは、すべての住宅で「耐震等級3(最高等級)」を標準でクリアしています。

この等級は、消防署や警察署など防災拠点となる建物と同じレベル。許容応力度計算に基づいた設計で、安全性の根拠を明確にしながら、地震に強い家を実現しています。

また、耐震性だけでなく、省エネ・劣化対策・維持管理など複数の性能項目で認定される「長期優良住宅」にも対応可能。将来の資産価値の維持にもつながります。

4. 未来を見据えた「断熱性能」
2025年には、断熱等級4の基準がすべての新築住宅に義務化され、2030年にはZEH基準レベルが一般的な住宅のスタンダードになる。そんな国の動向を見越して、シバタスペースではいち早く「ZEH基準相当」の断熱性能を全棟で採用しています。

具体的には、断熱性能の指標であるUa値(外皮平均熱貫流率)で、0.46~0.6[W/㎡K]を実現。この数値は、北海道の寒冷地でも快適に暮らせるレベルの高断熱性能を示しています。

将来的なエネルギーコストの上昇や、家の価値の目減りリスクを考慮しても、高断熱・高気密の住宅は今後ますます重要性を増していくでしょう。

性能は“見えない部分”こそ、こだわるべき
家づくりをする際、つい「間取り」や「デザイン」「価格」など、目に見える部分に意識が向きがちです。しかし、何十年と暮らしていく家だからこそ、快適さや健康、安全性に大きく関わる「性能」こそが最も重要です。

シバタスペースは、家族がいつまでも心地よく、安心して暮らし続けられる住まいを提供するために、住宅性能に一切の妥協を許しません。建てた後に「この家にして良かった」と感じていただけるよう、目に見えない部分にこそ、確かな技術と想いを注いでいます。