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家づくり初心者が知っておくべき建築用語まとめ

2025.08.23

家づくりを始めると、打ち合わせや資料の中で見慣れない「建築用語」がたくさん出てきます。

意味が分からないまま進めてしまうと、誤解や不安につながることも。そ

こで、これから注文住宅を検討する方に向けて、最低限知っておきたい建築用語を分かりやすくまとめました。

 

【構造・間取りに関する用語】

  • 平屋(ひらや):1階建ての家。バリアフリーや動線の短さから近年人気が高い。

  • 2階建て・3階建て:階数を持つ住宅。都市部では敷地面積を活かすため3階建ても多い。

  • LDK:リビング(L)・ダイニング(D)・キッチン(K)を合わせた空間。「16LDK」は16畳分の広さという意味。

  • 吹き抜け:1階と2階の間に天井がない開放的な空間。採光・通風の効果も。

  • 間取り:部屋の配置や数のこと。2LDK、3LDKなどで表記される。

 

【工法・構造に関する用語】

  • 在来工法(木造軸組工法):柱と梁で構成する日本伝統の工法。設計自由度が高い。

  • 2×4(ツーバイフォー)工法:木枠パネルで構成された壁で支える工法。耐震性や断熱性に優れる。

  • 鉄骨造(S造):鉄骨を使った構造。耐震性が高く、間取りの自由度も広い。

  • RC造(鉄筋コンクリート造):鉄筋とコンクリートを組み合わせた構造。防音性・耐火性に強い。

 

【素材・設備に関する用語】

  • 無垢材(むくざい):天然の木材を加工せず使用したもの。調湿性・風合いに優れる。

  • 集成材:小さな木片を接着して作る木材。反りにくく均質な強度が特徴。

  • 複層ガラス(ペアガラス):2枚のガラスの間に空気層を挟んだ窓。断熱性が高い。

  • 断熱材:外気温の影響を抑える材料。グラスウールやウレタンフォームなどがある。

  • 外構(がいこう):家の外回りの設計(庭、塀、門、駐車場など)のこと。

 

【住宅性能に関する用語】

  • 耐震等級:地震への強さを示す指標。1~3等級があり、3が最も強い。

  • 断熱等性能等級:断熱性能の高さを等級で表す。現在は最高7等級まで。

  • UA値(ユーエーち):外壁や窓からの熱の逃げやすさ。値が低いほど高性能。

  • C値:気密性の高さを表す数値。値が小さいほど隙間が少ない=気密性が高い。

  • ZEH(ゼッチ):ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略。エネルギー収支ゼロを目指す住宅。

 

【打ち合わせ・施工に関する用語】

  • パース:建物の完成イメージを立体的に描いた図。

  • 仕様打ち合わせ:設備や建材、色、照明などの細かな部分を決める打ち合わせ。

  • 地鎮祭(じちんさい):工事前に行う土地の安全を祈願する儀式。

  • 上棟式(じょうとうしき):柱や梁などの骨組みが完成した際に行うお祝い。

  • 引き渡し:完成した住宅が施主に正式に引き渡される工程。

まとめ

建築用語に慣れることは、家づくりを不安なく進める第一歩です。意味が分かることで、打ち合わせの内容が理解しやすくなり、納得感のある家づくりができます。わからないことがあれば、その場で聞くことも大切。私たち地元の工務店も、丁寧なご説明と寄り添った対応を大切にしています。安心して、家づくりの一歩を踏み出してください。